美容師として、原点に立ち返らせていただいた一言。
「秋晴れ」って言葉は一体どこへ…?
伊藤です✂️
九月に引き続き、10月になってもこの雨模様。
そろそろ気持ちいいくらいのおひさまを浴びたいです_( _´ω`)_☀︎
…って↑昨日書いてたら今日はめちゃくちゃお天気が良い!!
のにも関わらず、息子が風邪っぴきで部屋に閉じこもり確定です_( _´ω`)_
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先日の出来事ですが。
一年ちょっと担当させていただいているお客様がこの間ご来店されました。
お体の関係で車椅子のままカットさせていただくのですが、初めていらっしゃった時のオーダーは「顔に髪がかからないくらいに切って欲しい」とのことでした。
体制が斜めに傾きやすくお顔に髪の毛が触れやすいので、顔周りはレイヤーをたっぷりいれたショートボブにカット✂️
その後も前髪の幅を広くしてお顔周りがすっきり見えるようにしたり、長さを出すことで逆サイドにもっていきやすく伸ばしたり…といった感じでした。
今回も、お顔にかからないようにカットをご希望かと思いカウンセリングさせて頂きました。
ですが、ご要望は
「私に似合う髪型に」
と。
私の中で、一番はじめに伺った要望がずっと残ってしまっていたんです。
だから、「顔にかからないこと」 がとにかく大前提でありました。
切ることでデメリットをなくすご提案ばかりが頭に浮かんでいました。
ですが「似合う髪型に」 という言葉で、自分の頭の中にあった考えをすべて1度0に戻しました。
お顔立ちから似合うシルエットをいくつかピックアップし、好きなテイストを再度伺い、どれくらい切るかをお客様と決めていく…
そうしてお客様と決めた髪型は、今までとは全く雰囲気の違うものに仕上がりました。
一言お話をするのも大変な体調であるにもかかわらず、「似合う髪型に」という言葉を頂けて、私の中で「美容師であること」の原点に立ち返らせていただけました。
【関わる全ての方を綺麗にしたい】
そのためのカウンセリングがいかに重要か…
美容室に対するネガティブワードもよく耳にしますが、それでも「自分の髪がどんなふうでも構わない」方は美容室にはいかないはずです。
技術力はもちろんですが、そこに行き着くまでのカウンセリング力が本当にカギを握っていると思います。
お帰り頂くその時に「来てよかった」と思っていただけるような、そんな美容師でありたいと思います(*^^)
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